新型コロナウィルス感染症について

現在世界中で大きな問題となっている新型コロナウィルス感染症に関しての
弊社が行っている予防対策や、各個人での対応方法などについてお知らせいたします。

ウィルスとは目に見えないほどに小さく、菌と呼ばれる微生物よりもさらに極小の物質です。こうしたウィルスが身体の中に入り込み、繁殖してしまうと風邪といった症状が出るようになります。こうした状態をウィルス性感染症と言います。新型コロナウィルスも風邪の一種ということになります。

新型コロナウィルス以外にもコロナウィルスは5種類ほど存在し、その他にもインフルエンザウィルス等、私達の日常に影響するウィルスはたくさんありますが、それらのウィルスの対応と新型コロナウィルスへの対応は基本的には変わることはありません。

現在大きな問題となっている新型コロナウィルスの特徴としては、発熱や喉の痛み、咳が長引く(一週間程度)ことが多く、強いだるさ(倦怠感)を覚える方が多いそうです。高齢の方は重症化することもあるため注意が必要です。

ウィルスを持った人が触った物やくしゃみ等が飛んだ場所を、自分の手で触ってしまい、その手から自分の口や目をこすることで感染すると考えられています。ですので新型コロナウィルスに限らず、普段からこまめに手洗いをするのがとても大切な対応になります。

生活習慣の見直し

  • 家庭内でもマスクなしで長時間、居間などに人が集まるのを見直す。
  • 生活用品の共有をやめる。
  • 食事を食べるときはしゃべらないことを心がける。大勢で一緒に食べない。
  • 手洗いをこまめにする。
  • できるだけ換気をする。
  • トイレの換気を徹底する。

こうした配慮をすればウィルスの感染を大きく減らすことが出来ます。

手洗いのやり方

ウィルスは石鹸やアルコール消毒剤などを使うことで活動を停止します。ウィルスが活動を停止するのには石鹸に触れてから時間がかかるので、20秒程度は時間をかけてから水道水で流すようにしましょう。外出先からの帰宅時・調理の前後・食事前などこまめに手洗いを取り入れましょう。

うがいのやり方

生理食塩水による喉・鼻のうがいは風邪の症状を軽減することが論文でも示されています。生理食塩水を使うと鼻にうがい液が入ってもツンとしないでうがいをすることができます。

帰宅時以外にもトイレ後や食事前などに習慣にすると良いでしょう。論文では一日に6回程度やっていた場合にも効果がしっかりとあったとされていますので、この程度の回数であれば問題はないと考えられています。

生理食塩水は1リットルの水に9グラム(小さじ2杯弱)の食塩を入れるとできます。水道水を使う場合は季節によって塩素量に差があるので、うがいに使いやすい濃度を自分なりに微調整すると使いやすいと思われます。

・鼻うがいのやり方(参考動画)

ウィルスの感染では、ウィルスを持った人が咳やくしゃみをした時に漂う空気中の細かい霧などを直接吸い込むことでも感染します。これを飛沫感染と言います。また新型コロナウィルスでは呼吸による微小な飛沫(エアロゾル)によっても感染することが分かっています。

  • 屋内の密閉された空間
  • 人が密集するような場所
  • 沢山の人が声を出すような空間

こういった条件が重なると微小な飛沫が空気中にたくさん漂ってしまい感染者が出やすい環境になるとわかっています。

屋外で散歩をしたりする程度であれば外出でも感染のリスクはかなり小さいと考えられています。外出先で、人と話すような場合には、お互いにできる限りマスクをして室内であれば可能な限り換気した室内で会話をするとように心がけましょう。

普通の生活する分には過剰に気にする必要はないと思いますが、リスクの高い場所はできるだけ避けるようにしましょう。家の中でも可能な限り換気を心がけましょう。

トイレの換気について

新型コロナウィルスは消化管にも感染が起きるため、トイレでの大便の際に出る微小な塵でもウィルス感染が起こることが分かっています。ですのでトイレの換気はしっかり行いましょう。出先などでもトイレを使う場合には使用後に、うがい手洗いをしっかり行いましょう。

マスクについて

マスクは多くの人がやることにより飛沫の飛散を防ぎ全体的な感染率の低下をすることができます。ですが、マスクをしていたらウィルスを完全にシャットアウトできるようなものではありません。マスクをしているから平気といった考え方は危険ですのでやめましょう。

またマスク以上に部屋の換気が重要になります。可能な限り空気の入れ替えができるように工夫をすることが重要となります。

まずは検温をしましょう。
できるだけ毎日朝晩の体温を計っておくのが体調管理のためには重要です。

かぜの症状や発熱がある
強いだるさや息苦しさがある

こういった症状が出た場合は、かかりつけの病院に電話をしましょう。

直接病院に行くのではなく連絡をしてから指示を受けるようにしてください。

・施術前の体温チェック
・マスクの着用
・施術前後のアルコール手指消毒
・施術前後の微酸性電解水による全身消毒

上記の対応を徹底しております。

施術後には患者様に、手洗い・うがい・鼻うがい・換気などをして頂くとさらに安心してサービスをご利用いただけると思います。