地方都市での訪問マッサージのサービスには都心にはない仕事環境としての良さもあります。
主要都市圏ではなく地方都市圏での訪問マッサージのメリットをご紹介します。

 

 バイクではなく自動車での訪問ができる

バイクでの事故率について

人口の多い都市部を中心とした訪問サービスの場合、どうしても訪問時間の関係や、駐車スペースなどの問題からバイクでの訪問になることが多いと思います。

ですが仕事での運転となると運転時間も年数も長くなり、比例して事故にあう確率も高くなっていきます。私も10年間、訪問マッサージのサービスをバイクでやってきましたが、3回の事故にあいました。

バイクでの運転を長期的に続けた場合、年齢的に運動神経や反射神経が衰えていくことで、より事故率が高くなり、被害が重大化しやすくなるのではないかと思います。

 

ここで、平成27年度の自動車とバイクの事故率についての表をご紹介します。

車種 死傷者数
死者 重傷者 軽傷者
自動車 0.0017% 0.014% 0.56% 0.58%
原付 0.0028% 0.069% 0.39% 0.46%
自動二輪車 0.012% 0.14% 0.78% 0.85%

原付きは速度も遅く移動距離も少ないため事故率は低いですが、バイクの事故率は自動車よりも1.5倍ほど高い結果となっています。

また、事故にあった場合の致死率、重傷者率が大きな問題です。自動車に比べてバイクでは事故での死亡率と重傷者率が跳ね上がります。バイクでは致死率も重傷者率も自動車の10倍近い数字になります。訪問で使われる車種は原付2種程度の大きさであることが多いかも知れませんが、そのクラスであれば原付での事故というよりはバイクでの事故と同じぐらいの事故率と考えるべきでしょう。

自動車で訪問サービスを行えれば重大事故の危険性を減らせますし、地方では都市部よりも事故率自体が少ないですので、そうした意味でも地方都市での自動車による訪問サービスは魅力だと言えます。

 

雨が降った場合や冬期でのバイクの運転

仕事での運転ですから雨が降っても、雪が降っても、冬がいくら寒くても、バイクで利用者様の元まで行かなければなりません。雨が降ればスリップや視界不良で事故の危険性が上がりますし、バイクの運転にも負担がかかります。

また、利用者様の元へ行くたびにカッパの脱着が必要になったりするのも大きな負担になります。自動車であれば雨でも問題なく運転できますし、訪問時間が空いた場合でも車の中で暖房を付けながら時間調整することも可能です。

 

私自身、自動車での訪問を体験してもうバイクには戻れないと思うぐらいには便利さが違います。

こうしたことからも自動車で訪問サービスを行えるというのは大きなメリットとなります。

 

 収入を維持しつつ生活コストを下げられる

地方では生活コストは低いですが、それに応じて収入も下がってしまうのが一般的です。

ですがこの仕事の場合、全国で一律的にサービス料金が決まっていますし、病院と同じように医療保険によるサービスなので患者数が地方だから少ないということもありません。それに応じて給料も都市部と変わらない水準を保てます。

つまり収入は都市部のころと変わらないまま、生活コストだけが下がりますのでその分を遊興費に当てたり、貯蓄に回すことが可能になります。

弊社のある諏訪地方は地方都市としては店舗もそれなりに充実していますし、
東京や名古屋へのアクセスもわりと容易ですので、遊びたい時だけ東京に行くというスタイルにすれば、都市部にいるのと生活スタイル自体はそれほど変わらずにコストだけを下げることも可能です。

 

 住宅を購入しやすい

都市部では住宅購入がとにかく大変です。仮に住宅を持てたとしても職場から遠かったり、移動が不便だったり、値段が高かったり、マンションだったりします。

その点、地方都市である諏訪地方では、土地価格も都市部に比べてはるかに安く、住宅の購入もしやすいというメリットがあります。

もし職場への移動が30分短縮できたらと考えた場合、30年会社に勤めたら、会社への往復だけで8640時間、約一年分の人生時間を得することになります。

住宅ではなくマンションを購入した場合は、購入費用の他に毎月々の管理費に合わせて、修繕積立金といった負担もあります。

諏訪地方では、マンションはほとんど存在せず、ほとんどの人が持ち家で暮らしています。山に囲まれた盆地のため、台風による影響はわりと少なく、災害には強い土地柄のため、家を建てるのには向いている土地だと思います。人口流入で土地価格が下がらない東京周辺などと比べると、地方の土地価格は徐々に下がっているため住宅が購入しやすいと思います。

 

 

それ以外にも弊社ならではの従業員満足度を上げる取り組みや、従業員の技術を磨く取り組みもご紹介しております。
ぜひこちらのページも御覧ください。

従業員満足度を上げる取り組み

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